blog 再考

XML ビジネス白書 2004 の中に岡部さんと村田さんの対談がある。対談の内容は村田さんが XML に関わった経緯からRELAX NG の戦略までで、この対談自体非常に面白いのだが、その中で岡部さんが興味深い発言をしていた。

岡部: ただ、意外なことに、Blog 用のツールを一番たくさん開発しているのは、実は Microsoft のエンジニアなんですよ。

これを読んだときは、「ふーん、そういうものか。MSもなかなか面白いな」という印象だったのだが、その後、ふとしたきっかけでRadium Software Development の日記を読むようになって海外の blog への興味が湧いてきた。

この日記の中では海外の(というよりも米国の) blog が頻繁に紹介されている。主に筆者の興味の対象であるゲームや CG 関連が多いのだが、その中にマイクロソフト社員の blog がいくつかまざっていた。

たとえば Chris Pratley 氏OneNote のプログラムマネージャのようで、OneNote 関連の話題はもちろん、プログラムマネージャ論のようなものまでポストされていて、非常に興味深い。

こんなかんじで blog をあさっていると、先の岡部さんのコメントがダイレクトに実感できる。彼らの blog コミュニティは僕が考えていた以上に広いようだ。

そこで、僕の興味の対象である Web サービスや XML 関連の重要人物の blogを収集してみることにした。